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りりやっこ
Vol.28 日本の季節「鬼に会いたい」(更新日:2008.01.17)
新年からの和モノ場新メンバーりりやっこです。年が明けたらと思ったら、もう節分!早いですね!でも、日本の年中行事って楽しい♪

節分のしつらえ 新年が明けたと思ったら、もうすぐ節分ですね。早っ。
さて、節分と言えば「鬼」です。

鬼ってなんだと思いますか?

「鬼門」と呼ばれてる東北の方角は、十二支の丑寅の方角にあたるそうです。
鬼は、鬼門の視覚化されたものだそうです。
つまりは、牛のような角、虎のような大きな牙、虎の皮のふんどし。
それを知った時、なるほどー!と思ったものです。
鬼のシンボルは、寒さであり、病気であり、貧しさであり、平和を乱す一切のものだそうです。

そんなことを考えながら、さっそく玄関に、節分のしつらえをしてみました。
鬼瓦を作る人を、鬼師というそうですが、その方が作られた、「鬼のお猪口」が主役です。
鬼のお猪口も面白いコレクターの世界があって、内側はお多福の絵が描かれたモノがあったり、昔の人の粋な感覚を楽しめます。
豆を入れる枡と、福豆、お多福が描かれたポチ袋、柊を盛ってみました。

鬼は、陰陽の陰気の象徴でもあるそうです。
節分の豆によって「鬼は外」の掛け声で、陰気の鬼を退散させて、春を剋する陰陽五行の金気をあらわす「豆」を鬼もろともに屋外に出される二重構造の「陽」の春を迎える「おまじない」ともいえそうです。
こうして、昔から日本人は、冬別れを告げ、きっちり春を迎えるココロを作っていったのだなと感じました。

亀戸天神「節分追儺祭」 昨年は、鬼に会いに節分追儺祭を見に亀戸天神に行って来ました。

日が暮れる頃、かがり火の中、赤い太鼓橋を四つ目の赤鬼と青鬼が渡ってくる様は、幻想的な江戸時代にタイムスリップしたかのようでした。
亀戸天神では、神官と赤鬼 青鬼が「調伏問答」(ちょうふくもんどう)を行い、 鬼がその問答に敗れて退散する「鬼やらい」が毎年行われています。

実は、鬼を見たのは初めてでした。
鬼に強烈に引き付けられました。
それは、鬼の中に、日頃の自分の嫌な部分、嫉妬や、怒り、ねたみ、イライラしているのココロの部分を見たからでしょう。
豆に思いを込めて、ココロの鬼を退治して、明日からスッキリ生きていく。
ココロを浄化する行事でもあると実感しました。
昔の日本人は、こうして行事の中で、上手にメンタルケアをしていったのではないでしょうか。

一年に一度、自分の中の鬼を退治しませんか?


亀戸天神「節分追儺祭」 参考文献
『年中行事を「科学」する』永田大
『陰陽五行と日本の民族』吉野裕子




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