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日本全国津々浦々
新年が明けたと思ったら、もうすぐ節分ですね。早っ。さて、節分と言えば「鬼」です。 鬼ってなんだと思いますか? 「鬼門」と呼ばれてる東北の方角は、十二支の丑寅の方角にあたるそうです。 鬼は、鬼門の視覚化されたものだそうです。 つまりは、牛のような角、虎のような大きな牙、虎の皮のふんどし。 それを知った時、なるほどー!と思ったものです。 鬼のシンボルは、寒さであり、病気であり、貧しさであり、平和を乱す一切のものだそうです。 そんなことを考えながら、さっそく玄関に、節分のしつらえをしてみました。 鬼瓦を作る人を、鬼師というそうですが、その方が作られた、「鬼のお猪口」が主役です。 鬼のお猪口も面白いコレクターの世界があって、内側はお多福の絵が描かれたモノがあったり、昔の人の粋な感覚を楽しめます。 豆を入れる枡と、福豆、お多福が描かれたポチ袋、柊を盛ってみました。 鬼は、陰陽の陰気の象徴でもあるそうです。 節分の豆によって「鬼は外」の掛け声で、陰気の鬼を退散させて、春を剋する陰陽五行の金気をあらわす「豆」を鬼もろともに屋外に出される二重構造の「陽」の春を迎える「おまじない」ともいえそうです。 こうして、昔から日本人は、冬別れを告げ、きっちり春を迎えるココロを作っていったのだなと感じました。
昨年は、鬼に会いに節分追儺祭を見に亀戸天神に行って来ました。日が暮れる頃、かがり火の中、赤い太鼓橋を四つ目の赤鬼と青鬼が渡ってくる様は、幻想的な江戸時代にタイムスリップしたかのようでした。 亀戸天神では、神官と赤鬼 青鬼が「調伏問答」(ちょうふくもんどう)を行い、 鬼がその問答に敗れて退散する「鬼やらい」が毎年行われています。 実は、鬼を見たのは初めてでした。 鬼に強烈に引き付けられました。 それは、鬼の中に、日頃の自分の嫌な部分、嫉妬や、怒り、ねたみ、イライラしているのココロの部分を見たからでしょう。 豆に思いを込めて、ココロの鬼を退治して、明日からスッキリ生きていく。 ココロを浄化する行事でもあると実感しました。 昔の日本人は、こうして行事の中で、上手にメンタルケアをしていったのではないでしょうか。 一年に一度、自分の中の鬼を退治しませんか? ※
参考文献『年中行事を「科学」する』永田大 『陰陽五行と日本の民族』吉野裕子 |
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